合コンわらしべ長者 ~30歳からのオトナ合コン~

どこにでもいる普通の男が、合コン1000回で得たものとは?

合コンでの「席替え」は、ドキドキとヒリヒリが紙一重なのです

合コンスタート時、みなさん席順はどのようにしていますか?

 

一般的に、個室なら女性たちは奥(かみて)側に、男性たちは入口(しもて)側に、それぞれ並んで座っていると思います。

 ちなみに、もしスタート時にポジションが男女逆だったら、おそらくその時点で男性陣は失点しています。女性は奥へ、そして男性は入口側へ、これが基本です。

 その日の人数が3対3の場合、端と端でもなんとか話せる距離なので、合コン終了時まで同じ席順というのも可能ですが、ずっと同じ人が隣や前にいるよりも、シャッフルしたほうが、男女ともに、やはりいい刺激になります。

 

ということで「席替え」です。

 どのタイミングで席替えをすればいいか?

乾杯を済ませ、全員が簡単な自己紹介をしたあとは、比較的やりやすいです。

「じゃ、席替えしようか?」

「早速、席替えしてみる?」

その日の女性陣の雰囲気などで提案の仕方&言い方はさまざま。

 

さて、ここでみなさん。

「席替え」と聞いて、何か思うことありませんか?

 「席替えの思い出は?」と訊いたほうがいいですかね。

 みなさんが子供だった頃、「席替え」での淡い思い出、1つや2つ、あるのではないでしょうか?

 「好きな女の子の隣になった」とか

「席替えでたまたま隣になった女の子を好きになった」とか、あるいは

「仲のいい友達と席が近くなって嬉しかった」とか

「教室の後ろの席でよくイタズラしたなぁ」とか。

 

大人になってからは「席替え」という言葉を聞いただけでドキドキする人はそれほどいないかもしれませんが、いざ昔を思い出せば、「席替え」というのは、それだけで一大イベントでした。

合コンの時も「席替え」で気になる異性の隣や目の前になったらドキドキしますよね。しかし逆に、気になる異性と端と端で離れてしまったら、それだけでちょっとテンション下がることもあります。

 

私自身が合コン幹事の時、この「席替え」を、全員がドキドキワクワクするものに出来ないものか、と日々考え、そして思いついた席替え方法があります。

 私自身が考案した、と勝手に思っていますが、世の中同じようなことを考えている人もいるでしょうし、もしかしたら、私が知らないだけで、もともと一般的によく知られた席替え方法なのかもしれませんので、オリジナルではなく、「席替え」の方法の1つとして、ご紹介させていただきます。

 

人数は3対3。

まずは男性陣がジャンケンします。

勝った男性から1番席、2番席、3番席です。

 

(男2) (女1) (男3)

【・・テーブル・・】

(女2) (男1) (女3)

 

男性陣の席が決まったところで、いったん女性に個室から出てもらい、個室の外で女性3人がジャンケンします。

この時、絶対に声を出さないよう、静かにジャンケンしてください。

そして、勝った女性から、女性1、2、3の、どの席に座りたいかを決めます。

女性全員の座る席が決まったら、女性には「ニコニコしながら」個室に入ってきてもらいます。

ジャンケンに勝った順番ではなく、適当な順番で個室に入り、そしてそれぞれが決まった席に座ります。

 

 無事、全員が着席しました。

では、この席替えのポイントについて解説していきます。

 

男性たちは、どの女性が勝って、どの女性が負けたのか知りません。つまり、自分の隣や前にいる女性は、ニコニコはしていても、座りたくてそこに座っているのか、負けたからそこに座っているのか、わからないわけです。

 

実際にやってみるとわかりますが、この席替え、結構ドキドキします。

隣や前に座っている女性、俺のことが気になってる?と淡い期待を持つ男性は思いのほか多いですし、ジャンケンに勝った女性も、隣や前に座っている気になる男性は私をどう思ってるんだろう、と想像します。

男女がそんな妄想を抱きながら、その後の会話が始まるのです。

 

合コンで大事なのは「男女それぞれが異性を意識すること」です。

早い段階から、お互いを異性として強く意識させることで場が温まるので、会話も弾みやすくなりますし、相手が自分に好意を持ってるかもしれない、と思わせるだけで、相手への対応にも違いが出るのが人間です。

 人間の好意をネタにした「心理ゲーム」をしているかのような状況を作り出すのです。知的好奇心みたいなものをくすぐられる、オトナ合コンのための席替えであり、それが、この席替えの大きな狙いです。

 

そして、なんとなく会話が停滞し始めたり、まったりし始めたら、そこで幹事として、次のひと言。

 

「みんな、新しい景色、見たくない?」

 いきなり、そんなことを言われた女性は、いったい何を言っているんだろう?と思うでしょうが、「また席替えしよう」を言い換えただけです。

 今、自分のところから見える景色とは違う景色、とはつまり、席替えして隣の人や前の人が変わることで見える景色、のこと。このときのひと言は、みなさんそれぞれで考えてみてください。

正解はないので、ウケるウケないは別として、敢えてわかりにくく個性的な言い回しにチャレンジするのも楽しいですよ。ここでスベることはいい経験です(笑)。どんどんスベってください。

この席替えは、男女を入れ替えたバージョンもありますので、その時の状況で両方やってみてもいいでしょう。是非お試しください。

 

さて、この席替えのメリットについてお話ししてきましたが、もう1つの重要な可能性について触れていません。

 それは、女性から

「別に、席替えしなくていいんじゃない?」

「メンドくさそう・・・」

というリアクションが返ってきた時。

 

その場合は、席替えしないようにしましょう。

そのような発言をしてしまう女性には「面白いから、ちょっと試しにやってみようよ」は基本通じません。

 自分の価値観が絶対なので、どんなに説明しても、無駄です。

もちろん、根気強く説得して、渋々席替えに応じることはありますが、渋々なので場の空気は悪くなるだけ。私なら、すぐに席替え提案は引き下げます。

 お気づきになられた方もおられると思いますが、この席替え提案で、相手女性(たち)の協調性とか柔軟性とか、相手への優しさや思いやりについてのありようがわかります。

 合コンの時間を、少しでも楽しく面白く過ごせるように提案しているこちら側の試みに対して、そこに思いを馳せることなく、頭ごなしに否定したり、やりもしないのに面白くなさそう、などと決めつけてしまう女性たちなんです。

そんな女性たちとの合コンはほぼ100パーセント、楽しくないです。

 会話をしていても「けど、それって」「でもさ」「だって」「違くない?」のオンパレード。言葉が全部マイナスモード。

 反面教師として次に活かすよう心がけるべきなのですが、しかしそれでも、そんな日は負のオーラをたらふく浴びてしまわないよう、出来る限り早く解散しましょう。

 

「席替えしない?」

 

そのひと言が

「ドキドキワクワク」になるのか

「ヒリヒリビリビリ」になるのか。

 

今夜の女性たちはいかに?

 

ロシアンルーレット気分を味わえる、そんな甘美なワンフレーズなのかもしれません。