合コンわらしべ長者 ~30歳からのオトナ合コン~

どこにでもいる普通の男が、合コン1000回で得たものとは?

「あなたにしかできない会話」の作り方

芸人がモテる、と言われていますが、その理由ランキングの上位にくるのが、会話が面白い。つまり「会話力」。

もちろん合コンにおいても「会話力」は大きな武器になります。

 

口下手な人、会話に苦手意識がある人にこそ、会話力を上げるために、ダマされたと思ってやってみて欲しいことがあります。

それが、この2つ。

 

「バラエティ番組を見ること」

「ネット記事のコメント欄を読むこと」

です。

 

バラエティ番組ではMCを中心にさまざまな会話が展開されます。面白いバラエティ番組は、やはり会話のやり取りがとても面白く、MCの会話を回す技術やセンス、その話術は、ただ聞いているだけでも刺激になり、勉強になります。

 家のテレビや、外出時にはスマホの動画で、浴びるようにバラエティを見てください。特に面白いと感じた番組、シーンは何度でも見てください。何度も見ていると、言葉だけでなく、会話の間(ま)の重要性やタイミングのようなものも次第にわかってきます。

そして、今の会話や言葉は、何が面白かったのか?その理由を考えてみましょう。

そうしたことを繰り返すうちに、「ウケる会話のしくみ」のようなものがわかってきます。

会話のボケツッコミとか、被せとか、ほかにも芸人さんたちが普段使っている会話のテクニックが徐々にわかるようになります。

ただし、くれぐれも芸人さんのギャグや言葉、動きなどをそのまま使うのはやめましょう。同じことを素人がやっても、あまり面白くないですし、ほぼ、スベります。

芸人さんたちの会話の間(ま)や言葉選びのセンスなどを活かし、それを自分の言葉に変換して話すことで、「あなたの会話」になります。

 

そして、もう一つ「ネット記事のコメント欄を読むこと」。

 

日々、世の中ではいろんなことが起きています。

さまざまな出来事について書かれた記事に対し、ネットユーザーたちがそれぞれに自分が思ったことを忌憚なくコメント欄に書いています。

 

例えば、受動喫煙についての記事の場合、喫煙家と嫌煙家という真逆の立場から意見が飛び交います。

路上喫煙、歩きタバコ電子タバコ、タバコの煙に含まれる有害物質について、コメントは尽きません。そこには、それぞれの言い分があり、それぞれの正義がある。

 それを読むんです。ただひたすら、読むんです。

 最初の頃は、自分の意見の正当性の裏付けとなる意見には同意し、反する意見に対しては否定的な思いを抱きがちですが、いつしかわかってきます。

 

「10人いれば10通りの考え方があるんだ」と。

 

世間ではさんざん言われますが、このことを実際、本当の意味で理解できている人はなかなかいません。頭ではわかっているけど、気持ちが・・という人がほとんどではないでしょうか?

 

それはなぜか?

日本は少民族国家だからです。

それゆえ、小さい頃から「同じ日本人、話せばわかる」という意識を刷り込まれ、異なった価値観や倫理観、道徳観は排除されがちです。

 これが、多民族国家になると「話せばわかる」は通じないことが大前提になります。

民族によってそれぞれの価値観が存在し、それぞれの民族がそれぞれ異民族の価値観を日々体感しながら生活しているので、10人いれば10通りの考え方があるんだ、というのが極めて当たり前の常識になっています。

 日本人としての常識や日本人の倫理観はとても素晴らしいですが、反面、そうした常識や倫理が全く通用しないことがある、ということをきちんと理解することが必要です。

日々、「自分とは違う意見や考えがある現実」を自身に刷り込んでいくのです。

コメント欄を読んで、さまざまな意見に触れることで、自分とは異なる考え方があることをきちんと理解し、受け容れることが出来るようになるはずです。

 

コメント欄を読むことで培われるのは「客観性」であり「客観力」です。

 

自分の意見はこうだけど、こんな意見もあるし、あんな意見もある。

反対意見を問答無用に突っぱねるのではなく、一つの意見として尊重して理解できるようになります。すると何が起きるか?

 相手の立場を考え、寄り添い、理解しながら自分の意見や主張を伝えられるようになります。さらに、どんな相手とのどんな会話にも、いい意味で心が乱されることがなくなり、対立するような状況を回避できるようになります。

 

 既筆記事『会話のドッジボールは、自分も相手も、ただただイタイだけ』の中にあった「なるほど」という言葉の真意はここにあります。

明らかに間違った考え方をしている人に対して、人はつい、「自分が信じている正論」を言いがちですし、親切心からなのか正義感からなのか、相手を説得しがちです。

 

例えば、不倫している友達がいたとします。

頭ごなしに「不倫はダメだよ!」と言うのは簡単です。

でもその前に、相手にひとこと訊いて下さい。

「なぜ不倫しているのか?」

「なぜ不倫することになったのか?」

「不倫していてあなたは幸せなのか?それとも不幸なのか?」

 結果的に不倫を否定するにしても、それを聞いてからでも遅くはないはずです。

 

もしかしたら、不倫をしていなかったら、日々の生活がツラすぎて自殺していたかもしれない。

悪いこととはわかっているし、実はやめたいんだけど、不倫相手から脅されていてやめるにやめられない状況に陥っている、助けて欲しい、と思っているかもしれない。

 まずは「なるほど」と、フラットに受けて、相手からの次の言葉を待ってください。

コメント欄を読むことで、どんなことにもさまざまな側面があることを知っているあなたなら、頭ごなしに自分の思いや善悪だけで決めつけて何かを言うことはないはずです。

「よかったら、話してみなよ」

「私でよければ、話聞くよ」

「言いたくないことは、無理して言わなくていいから」

その姿勢と言葉は、相手の心を開き、そして、相手の心を溶かしていきます。

 

自分だけのモノの考え方、つまり主観だけでない、客観という視点を自分の中に持つことは、会話をする上で何にも勝る武器になる、私はそう思っています。そして、主観と客観がバランスよく自分の中で醸成された時、それは「共感力」として合コンの会話に大いに役立つはずです。

 

「会話力を上げる方法」とネットで検索すると、会話やコミュニケーションの専門家による、理論的な解説&アドバイスがいくらでも出てきます。

実際に私も調べてみました。

 例えば、

「相手をほめる、認めてあげる」

「相手との共通項や共感するポイントを探す」

「語彙や知識を増やす」

5W1Hで会話を膨らませる」

「最初からお題を作っておく」

など。

そこに「共感力」を添えることが出来れば、相手との会話はどんどん拡がり、深くなっていくのではないでしょうか。

 

相手の想いや考えを尊重しながら、自分ならではの言葉やセンスで女性との会話を愉しんで下さい。